Webサーバー構築サービスは、お客様のホームページを稼働させるためのWebサーバーをAWS上に構築してご提供するサービスです。
AWS上でWebサーバーを構築し、ホームページ作成ツールとして著名なWordPressをご用意いたします。WordPressで作成するホームページのテーマとしてビジネス用のLightningを設定した状態でご提供いたします。
ご提供内容
- ドメイン取得
お客様のネットワーク上の名前ともいえるドメイン名を取得します。取得したドメイン名を使用して、Webサーバーを設定いたします。
WebサイトのURLのwww.example.comやメールアドレスのuser@example.comのexample.comの部分がドメイン名です。ドメイン名の一番後ろのcomの部分をTLD(トップレベルドメイン)と呼び、会社の場合は通常、comを使用します。 - Webサーバー
ホームページを作成する環境を用意したWebサーバーをご提供いたします。WebサーバーはAWS上に構築いたします。
ホームページ作成環境として、WordPressを採用します。WordPressは日本だけでなく、海外でも人気があります。また、WordPressのテンプレートとして、日本で開発され、企業向けで人気のあるLightningを組み込み、サンプルのホームぺージをご用意いたします。さらに、クラウド移行総研のホームページで採用している各種セキュリティ対策を実施済みの状態で、ご提供いたします。
以下をご提供いたします。
- WordPress管理用のURL
- WordPressにサインインする際の(仮)ユーザー名、(仮)パスワード
- サンプルが表示されるお客様用のホームページのURL
- 操作マニュアル
WordPressにサインインする際の(仮)ユーザー名、(仮)パスワードは、操作マニュアルに従って初回サインイン時に変更をお願いいたします。
AWS利用料
- Webサーバー利用料としてAWS利用料が発生いたします。弊社に対しての利用料は発生いたしません。
- ドメイン取得・維持に毎年約2000円かかります(TLDがcomの場合)。
- Webサーバーは、Amazon Lightsailを利用いたします。最も低価格な月額約800円のスペックで提供いたします。その他通信料などでさらに数百円程度かかります。
サービス条件
- ご指定したドメイン名を使用したURLでホームページおよびWordPress管理画面が表示されることをもって、本サービスの提供を完了したこととみなします。
- ドメイン名は、お客様でご指定をお願いいたします。参考に、クラウド移行総研のドメイン名は、cloudikosoken.comです。世界中で独自の名前にする必要があるため、既に使用されている名前は使用できませんので、候補をいくつかご連絡お願いいたします。
お薦めのTLD(トップレベルドメイン)は、
com 一般企業向け
net 一般企業向け
org 各種団体向け
です。なお、AWSのサービスで取得できるTLDには制限があります。詳しくは、AWSの公式サイトをご参照ください。 - 既にドメイン名をお持ちのお客様は、サブドメインに環境を構築しますので、サブドメインの指定をお願いします。サブドメインのNSレコードをお伝えしますので、ドメイン管理側でNSレコードの登録をお願いいたします。操作方法などは、ドメイン取得時の情報をご確認いただく必要があります。
- メールサーバー構築サービスをご利用しない場合、既にご利用のメールサーバーの情報のご提供をお願いいたします。Webサーバーからのメール送信の設定に利用いたします。
- Webサーバーの構築は行いますが、お客様のご希望のホームページの作成は行いません。ホームページの作成はお客様にて別途行う必要があります。複雑な画面でなければ有償でご相談に乗ります。
- サーバー管理サービスをご契約のお客様には、Amazon Lightsailに関しての技術支援に対応いたします。その他、AWSの技術的な相談が必要な場合は、クラウド移行技術支援サービスをご契約ください。
サービス料金
- 5万円
免責条項
- 既にご利用のメールサーバーの情報でWebサーバーの設定を行う場合、メールサーバーの仕様により、ホームページからのメール送信が正しく動作しないことがあります。
- Webサーバー障害の対応は行いません。サーバー管理サービスをご契約いただいている場合は、ご相談に乗ります。スペック不足が原因と思われる場合は、サーバースペックの拡張をご提案いたします。原因が判断できず、解決できないことがあることをご了承ください。
- Webサーバー障害時における損失の補償は行いません。
レンタルサーバーとの違い
Webサーバーを利用する際に、レンタルサーバーを借りる方法もあります。AWSの利用とレンタルサーバーの利用の違いをまとめてみました。
AWS | レンタルサーバー | |
---|---|---|
契約期間 | 契約期間の縛りなし。 | 一般的に契約期間があり、期間ごとに延長を行う。最低契約期間の縛りがあるところもある。 長期契約にするとひと月当たりの価格が安くなることが多い。 |
価格 | 毎月利用したAWSの利用料になるため、通信量などで毎月若干の変動あるが、レンタルサーバーより一般的に安め。 | 一般的に月額固定金額。サーバー料金だけでなくオプション費用も加算されることが多い。 |
為替 | ドル価格のため、円換算で影響する。 | 影響しない。 |
サーバーの種類 | 豊富(500種類以上)。ただし、WordPress対応のAmazon Lightsailに限ると7種類のみ。 | WordPress対応のAmazon Lightsailと比べると多いものもある。 |
サーバーの稼働率 | 稼働率の保証はしていない。 月間99.99%未満の稼働率で利用料の割引が発生する。 | 考え方はAWSと同様。レンタルサーバー提供会社により、利用料割引の稼働率に違いがある。 |
サーバーの安定性 | 利用者に提供するサーバーを稼働する物理サーバーが大量に存在するため、物理サーバー障害が起きても容易に復旧できる。またデータセンター自体が冗長化されており、データセンター障害時にも強い。 | レンタルサーバー提供会社によるが、AWSほどの物理環境は用意されていない。 |
サーバーの自由度 | 自由度が高く、技術力があればいろいろな設定が可能。 | 自由度が少ない分、運用メニューなどが揃っている。 |
サーバーの設定 | 利用者責任で利用者側で行う。 | 一般に有償の設定オプションもあり、利用者に優しい。 |
サーバーの運用 | 利用者責任で利用者側で行う。 | 一般に有償の運用オプションもあり、利用者に優しい。 |
サービスの拡張性 | AWSアカウントを所有することで、AWSサービスのすべてを利用することが可能。 | サーバーレンタルが主であるが、一部はサーバーレンタル以外のサービスも用意されている。 |
自社調べ
AWSの特徴でありIT初心者にはデメリットとなる自由度において、弊社サービスにて適切な設定・運用を行うことで、お客様の負荷を低減することができます。
また、Webサイトのセキュリティ対策は、どちらを利用するにおいても、利用者側で実施する必要があります。Webサーバー構築サービスでは、実績のあるセキュリティ対策を実施済みのため、安心してご利用いただくことができます。